2018年12月27日

あの日から3年・・・

思うにあの日から3年が経過しました
あの日と言うのは心筋梗塞により死の淵を彷徨ってからということですが・・・
口の悪い友人は『まだ生きちょったんか!』とか『巳年生まれだけあってしぶといなぁ』とか言いながらそれでも何か用事をこじつけながら様子を見に来るのは嬉しいものである 実際にあの時この世とバイバイしていたならばこうして一緒に話をしたり飯食ったりすることもなかったのであるから全く丸儲けの三年間である 『それはもしかして宝くじに当たるのよりも価値あることなのかもしれないね、僕にとっても僕と関わり合いのある人たちにとっても』と切り出すと迷いなく『宝くじに当たった方が断然価値がある』と即刻返してくる人が僕を含めて100%!だ 無理は出来ないものの日常の生活はなんの支障もなく過ごせるし、近場であれば美術館巡りも楽しんでいる 流石に飲みごとは控えていますが『たかが酒!されど酒!』であるようで飲めないということは人生の半分が終わってしまったような気持ちもする そう考えれば薬漬けの毎日と禁酒の日々は合計すると三分の2の人生が終わってしまったようなものであろうか その上で考えてみるにこれがまた乙なものなんですよね すべての物事をニュートラルに慈しむというか、削ぎ落とされた人生というか、あるいはまた五感がこの上なく豊かな人生というか・・・そのようにして今年もあと残された一週間を楽しんでいます
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今年は干し柿を作るのが例年よりも随分と遅くなりました
御節に間に合うかなぁと気を揉んでいたのですがなんとか間に合いそうですね
このところの寒さで一気に完成度が上がってきました
こっそりと味見をしたのですがなかなかの出来栄えのようです
そろそろ被害に遭わないように注意した方が良さそうですね
何にですかって?
鹿や鳥の類と言いたいところですが頭の黒い動物が最も要注意です
一縄に10個ほどつるしているのですが縄ごと無くなることもあるんですよ
後で『鹿が干し柿を狙っちょったよ』と電話してきますが『鹿は唐草模様の風呂敷を持ってないようだ』と返しおきます
新年に誰かが美味しいワインをそ〜と置いて行っています
きっと唐草模様の風呂敷をした鹿でしょうか

皆さんも年末の大掃除や新年の準備等で大忙しの師走でしょうね
良いお年をお迎えくださいね
時間が取れましたら野乃花に遊びに来てください
posted by オーナー at 12:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

クリスマスの朝は一面の霜

クリスマスにふさわしく今朝は一面の霜に輝く塚原高原でした
午前8時頃に朝日が昇るとすぐに溶け始める儚い一時の無音の風景
キーンと張り詰めた冷たい世界にしばし小鳥も囀るのを我慢しているようです
朝日が当たるとすぐに木の枝という枝からポタポタと涙のような水滴が落ちていきます
まるで木が泣いているような風景ですね
一年の悲しい事件や辛い出来事を精算するかのようです

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それにしても綺麗ですね!
カメラのファインダーを覗き込みながらついついうっとりとしてしまいます
寝室の窓を開け放ち凍りつくような空気をいっぱい吸い込めば心も体もシャキーとしますね
心臓にはあまり良くないのですがクリスマスですからと変な口実をつけてカメラを構えます
さすがに長い時間は無理なようです

例えば今『あなたに親友はいますか』という質問をされて『はい』と答えられる大人はどれくらいの割合で存在するのであろうか 私といえば『親友』という言葉を多分何十年も口にしていない 子供の頃には『私たち親友だよね』と確認しあったことも『だって親友じゃん』と笑ったことも『親友なのに』と泣いたことも確かにあった あったと思う でも、いつからだろう 口に出すことに気恥ずかしさを感じるようになって、そのうちに言葉を重く感じるようになった 『親友』は『友達』と何が違うのか 『仲間』とはどこで線を引くのか 気がおけずなんでも話せる、長い時間を一緒に過ごしている、弱音を吐ける、深刻な悩みを相談できる、あれこれと親友の定義を考えてみてもなんだかしっくりこない気がしたし就職、結婚、出産とそれどれの道が分かれて二十代から三十代の頃には親友を持つことは恋人を作るよりも難しいんじゃないかとさえ感じていた 『親友』という言葉は一種の呪縛だ 子供の頃はいや、正直に言えば大人になっても長らく親友がいないなんて恥ずかしいという気持ちはあったけれども四十歳も過ぎるとさすがにそんな呪縛も解ける 仲の良い人はいる 気軽にあって飲み交わせる人もいる 長く会っていなくても離れていても何かあれば力になりたい人もいる 相手は同じ気持ちでいてくれるとは限らないけれどもそれだけで良いじゃないかと思うようになったのだ もちろんもっと早く親友幻想から解き放たれる人もいるだろう 先の質問には恐らく『いいえ』と答える人の方が多いのではないだろうか でも、だけどこんな物語を読むとやはり少し羨ましくなる 大人になってもてらいなく『親友だ』と言い合えるのではなく胸の奥でそう思える関係が。頼って頼られて、迷惑をかけてかけられて、怒って怒られて、それでも『しょうがないな』と笑い合える関係が。それがどれ程難しいことなのかもう十分わかっているのに。

最近読んだある本の中にこんな文章がありましたのでピックアップしました
皆さんはどうでしょうか
今年の最後にちょっとだけ考えてみませんか

posted by オーナー at 20:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月17日

クリスマス・年末年始は野乃花で過ごしませんか

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毎日こんな顔をして年賀状を書いています
もしかしてムンクのモデルは髭のマスターですか?と思われるほどです
毎年のことなのですが大変である
皆さんはもうお済みでしょうか
ムンクの叫びよりももっと迫力のある顔をして毎日を過ごしているあ・な・た!
その綺麗な顔が台無しですよ

さてさて、クリスマス・年末年始のご予定はもうお決まりですか?
少し空きが出ましたのでまだの方は是非いらっしゃいませんか
近場一泊で忘年会・新年会なんていうのもお洒落でいいかもね
お電話いただければ幸いです
美味しい料理とお酒をご用意してお待ちしています
posted by オーナー at 17:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

赤坂・・・ちょっとだけうろうろ

この冬一番の寒さであった東京訪問の日
上野美術館巡りが精一杯の髭のマスターの体力
美術館巡りで疲れた後赤坂のホテルでお昼寝の後夕刻近くを漫ろ歩き
暖かそうな蕎麦屋さんが目に飛び込んできたので暖簾を潜った
常連さんと思しきお客が4組、熱燗を楽しそうに飲んでいる
う〜ん!
飲もうかなぁ・・・悩んだのであるが一人旅であるのでもし倒れたら面倒であるのでぐ〜と我慢した
えらい!
冷えた体には熱々の鴨なんそばが食べたかったのであるが口が勝手にざる蕎麦と・・・
新蕎麦だから正解である
考えてみるに昼食を食べてなかったので結局その後に鴨なんそばを注文した
壁のメニューを眺めていたら美味しそうなお品書きが目に飛び込んできた
メヒカリの一夜干し、がっこチーズの二品である
結局生ビールの小と気になった二品を頼んだ
さっきの『えらい!』は取り消しですね
ぷりぷりのメヒカリの一夜干しは甘塩でなかなかいける!
それに燻りがっこの上にチーズがちょこんと鎮座しているもう一品は絶品!
九州では食べることができない一品である
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もう少し先のTBSに近いところでショットバーを発見
中々感じの良さそうな店構えである
メニューの中にコーヒーというのがあったので入ることに決めた
福島県郡山出身の若いマスターが笑顔で迎えてくれた
そばを欲張ったので食後のコーヒもいいかな・・・
その上アルコールはドクターストップ状態であるし・・・
棚の上には錚々たるウイスキーの瓶が鎮座しているのがとても眩しい
でも強い意志で今回はじ〜と我慢の髭のマスターであった
偉い!
早い時間帯ということもあって結局他のお客はいないし少しおしゃべりをしてホテルへと向かう
地下鉄千代田線赤坂駅周辺の小一時間の散策でした
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おまけ・・・翌日帰りの新幹線の中からの富士山です

今回持参した文庫本は小路幸也さんの東京バンドワゴン スタンド・バイ・ミーとシー・ラブズ・ユーの二冊であるが往路の新幹線の中とホテルで一冊と半分を読んでしまったのでおそらく京都もしくは大阪あたりで読み終えるであろう
昼食には東京駅で柿の葉寿司とお茶を買った
昼過ぎに読み終えたので上野の森美術館で買ったフェルメール最後の秘密を読み始めたがすぐに寝てしまった
小倉でソニックに乗り換えて夕刻別府駅に無事帰り着きました
めでたし・・めでたし
posted by オーナー at 16:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

フェルメール展 30年振りの東京・・・

芸術の晩秋・初冬を満喫!

兄のお見舞いに千葉に行くことになった12月のある日
銀行員時代に三菱の研修に参加して以来となるので東京に行くのは実に30年振りのこと学生時代に4年間過ごしてからも『あれから40年・・・』ということになる
時は確実にそしてしっかりと流れていますね!
体調のことも考えて新幹線でゆっくりと行くことにした
早朝にすぐ上の兄と二人で別府駅を出発、小倉経由の新幹線のぞみ号で一路東京へ
学生時代は寝台特急(ブルートレイン)富士号で確か18時間くらいかかっていたように記憶しているから今回の6時間ちょっとという時間はやはり速いと思うけど飛行機の時代の昨今これもまた長く感じてしまうのだからいかに生活のペースが速くなっているかということであろう ブルートレインや急行高千穂号を知っている私でさえそのように感じるのであるから飛行機が当たり前の現代人は耐え切れないというかもしれませんね 途中駅弁を買って高いとか美味しくないとか言いながらそれでもみんな平らげてしまい、読みかけていた文庫本を富士山が見えるあたりで読み終えてなんだか旅に出ているのを実感することができたことも還暦過ぎのジジイであることの証明のように言われそうであるが言いたい人には言わせておけばいいと霊峰富士に向かって同意を求めている私がいる 2時半に東京駅に着き地下鉄と東武鉄道を駆使(?)して無事に野田市に着いたのは夕刻になっていた 
その日のうちに用事を済ませ翌日の早朝に兄を東京駅で見送り上野の美術館へと向かうことにする
美術館巡り三昧の1日となりそうである
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先ずは入場予約制限のあるフェルメール展・上野の森美術館へと足を向ける
この日は本当に寒く上野の森美術館へ着いたのが10:20分
上野公園はイチョウの木の紅葉と落ち葉が見頃であったがあまりの寒さに写真を撮ってすぐに美術館へと向かう
大分で入場予約券をゲットしていたのであるが既に長蛇の列ができていた
当日券を求める人たちもいたようですがこの寒い中大変そうである
今回のフェルメール展は『マルタとマリアの家のキリスト』『牛乳を注ぐ女』『ワイングラス』『リュートを調弦する女』『真珠の首飾りの女』『手紙を書く女』」『赤い帽子の女』『手紙を書く夫人と召使い』の8点が揃った奇跡のような作品展、その他にオランダ同時代の巨匠ハブリエル・メツーやピテール・デ・ホーホ、ヤン・ステーンなどのオランダ黄金時代の傑作39点計47点がたっぷりと楽しめる見ごたえのあるものであった これだけの作品展であるにもかかわらず予約入場制であるためゆっくりと心ゆくまで楽しむことができました
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フェルメール展を鑑賞した後あまりの寒さに公園内の喫茶店で黄色く敷き詰められたイチョウの葉を愛でながら飲んだ一杯のコーヒーの心温まる事この上なし その後東京都美術館でムンク展を鑑賞した 独特の色使いと構成に圧倒され続けながらもムンクといえば『叫び』でしょうが私の場合版画の作品に強い魅力を感じました 
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上野西洋美術館ではルーベンス展が開催されていましたが生憎10日(月)は休館日であったためにそれは諦めて上野公園を後にした髭のマスター、この日はこの冬一番の寒さで体力的にも既に限界であったためにそのまま赤坂のホテルへ引き返しそのままダウンするように寝込んでしまいました

久しぶりに東京は美術館三昧の旅となりました
posted by オーナー at 11:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする